2021年09月07日掲載
医師・歯科医師限定

免疫細胞と腫瘍細胞を“強制結合”――CAR-Tに続くBiTE抗体薬に注目

2021年09月07日掲載
医師・歯科医師限定

東北大学大学院医学系研究科・医学部 血液・免疫病学分野 教授

張替 秀郎先生

血液内科の領域では、免疫の力を使ったがん治療が注目されている。CAR-Tはすでに実用化されているが、T細胞と腫瘍細胞を強制的に結合させるような新しい抗体による免疫療法も研究されている。

Bi-specific T-cell engager(BiTE)という二重構造を持った抗体で、一方はT細胞に結合し、もう一方は腫瘍細胞に結合する。免疫細胞とがん細胞を1つの抗体の両端に結合させ架橋することで、最終的に活性化した免疫細胞ががん細胞を傷害する。

それぞれの端がどの標的分子に結合するかによって作用が変わる。そうした抗体薬がいくつも出てきた。

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